© PICONA/文化庁 あにめたまご2018
制作会社
株式会社ピコナ
あらすじ
(解説)
“NO BORDER 2D×3D” をキャッチフレーズに掲げ、2Dと3Dの境目をなくすクリエイティブな活動を目指す3DCGプロダクション“Picona Creative Studio”。本作はどんなものでも捨ててみせるゴミ捨て屋コンビと、魔法を捨てたい魔女が繰り広げる、ファッション× ポップ× アニメをキーワードに魔法と科学を絡み合わせたスラップスティック・アニメーション。同社が長年温めてきたオリジナル企画が、ついに実現!
(ストーリー)
真夜中の“ゴミ捨て屋” 稼業に励むシャウト&クランチのコンビ。そんなある日、魔女として立派な花嫁になるために、人間界で1年間修業すべくロンドンの街に降り立った16 歳の少女マキナがふたりを探しあて、“魔法の書”を捨てさせようと懇願。実は彼女、魔女をやめて普通の女の子になりたがっているのだが、そのためには魔法の媒介となる魔法の書が邪魔なのだ。しかし実際のところ、この本、簡単に捨てられるシロモノではなく……。
監督
遊佐かずしげ
ー本事業で制作する作品について
これまで大学や専門学校の場でも学生のための育成経験があります。「あにめたまご」でプロの若手アニメーターに本番を通して指導できるのはとてもエキサイティングです。しかし、モーション=芝居表現は簡単ではありません。限られた時間で若い力をどれだけ引き出せるか、半年間共に頑張っていきたいと思います。
プロデューサー
吉田 健
ー本事業に対する意気込み
長年のオリジナル制作の想いが通り、10年間温めていたオリジナル企画が実現できたことに大変、嬉しく思っています。その制作のチャンスを活かし、若手のアニメーターの育成を通して、セルルックの3DCG手法で、どこまでアニメ表現を追求できるのかを探りたいです。本作は、海外も意識した作品として、日本のセルルック3DCG手法を海外にも売り込んでいきたいと思っています。