活動報告
10月 若手原画講座
2015.10.23
10月6日(火)に若手原画講座を行いました。
シアターゲーム
講師:瑞木健太郎(演劇集団円 俳優)
講座内容:「五感を通して発見する」
音を伝えたり、即興で話を作ったりと、日常を少し越えた体験をしながら、他人と関わることについて新しい発見をし、その体感を「表現する」ことにつなげる。
アニメーション撮影の講座
講師:関谷能弘(株式会社グラフィニカ 執行役員 VFX副統括/撮影監督)
講座内容:「アニメーション撮影の基礎と実践」
素材から完成画面を推測する。 自分の考える完成画面にするために、なにをどのように下流工程に伝えるべきか、多くの具体例を見ながら学ぶ。
絵コンテ講座
講師:ヤマサキオサム(アニメーション監督)
講座内容:「絵コンテをアニメーションにする」
講義と実際にラフ原画を描いてみて学ぶ。
- アニメーターは演技者であり、照明等を考える裏方であり、尚且つその場面をどう切り取るかというカメラマンである。これらを考える基本となるのは、作品の嗜好性、演出意図を十分汲み取ること。自分勝手は許されない。
- そして演じる上で重要なのは、何を表現するのかを明確に持って描くこと。絵コンテのポーズを描いただけでは、演技にならない。
- 総合的にしっかり仕事が出来ている友人や尊敬できる先輩を見つけること。
ものを作っていると視野が狭くなりがち。正しいアドバイスであっても自分を否定されたと感じると人は心を閉ざしたく成る。
そんなとき、尊敬できる先輩や信頼している友人のアドバイスがあなたを救う。
「成長するためには、聞く耳を持て!」とよく言われるが「自分が聞く耳を持つための環境作りから考えましょう」
あにめたまご2016事務局